☆ 2012.09.14 FRI ☆
今日は10月中旬に出発する、乙女文楽スロベニア公演「義経千本桜/道行初音の旅」の稽古でした。私は静御前の後見(黒子)をやらせて頂きます。歌舞伎でもとってもメジャーな演目で、とってもチャーミング。静御前の打鳴らすのはキツネの革で出来た鼓。その音色を聴いて、母キツネを鼓にされた仔キツネが出てきます。仔キツネは家来の忠信に化けて静と一緒に道行をする、"キツネ忠信”の場面ですが、静と忠信の距離感と言い、親キツネを慕う仔キツネの純真さといい、かと思えば浄瑠璃の中にがっつり源平の戦いが入っていたり、桜満開の吉野山をバックに繰り広げられるこのお話し、スロベニアの人々の目にはどう映るでしょうか? 最後は仔ギツネは鼓をもらって嬉しそうに帰って行くんだけど、「道行の段」はそこまではやりません^_^; <END>
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